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天皇陛下の権威


天皇陛下の権威_e0353219_06591662.jpg

本日は天皇誕生日です。

天皇については、興味のない方もおられるかもしれません。でも、大切な事なので、ご存じない方のために天皇の権威について短くまとめてみます。

よく言われている具体例で格式順位を説明します。以下はネットから抜粋したものです。
アメリカ大統領に「最高儀礼のホワイトタイ」で迎えられるのは、天皇陛下とローマ法王と英国君主の三人のみです。

ローマ法王と英国君主が同席すると、英国君主が上座を譲ります。
天皇陛下とローマ法王が同席すると、ローマ法王が上座を譲ります。
すなわち、全世界で天皇陛下が頂点に君臨します。

2700年の歴史をもつ日本の天皇陛下は「現存する最古にして最後の皇帝」、「文化的にも世界遺産並」と言われています。

皇帝(emperor)≧法王(Pope)>王様(king)>大統領(president)>首相(premier)
まあ、世界が羨む「万世一系の天皇」と言うことでしょうか。

隣国の特定アジアは2700年も延々と続く、この伝統が羨ましくて羨ましくて、どうにもならないようです。いくらお金を持っていても武力があっても、この伝統を手に入れる事は出来ません。捏造をしたくとも、世界が注目している伝統文化なので、それも適いません。

皇室外交は外交官1000人分の威力があると言われますが、天皇陛下はそんなチッポケな威力ではなさそうです。想像を絶する、途方もない力(権威)らしいですよ。💪よって、日本の大切な皇室に係る費用「20円/国民一人月間」はお得ですね。

最近になって、民主党の皇位検討委員会が女系天皇につても議論すべきだと、またまたアホ丸出しの皇室破壊活動を始めましたので「女性天皇と女系天皇」について、具体的にちょっとだけ。

もうありえないのですが、仮に愛子さまが即位されても「男系の女性天皇」ですから問題ありません。今まで8代10人の女性天皇が実在しましたが、その子が皇族となることはありませんでした。

しかし、その後の事が大問題なのです。愛子さまが平民と結婚されてその子供(例え、男でも)が即位すれば「女系の天皇」になります。

2700年の間、その禁(=男系に限る)を破ったことは一度たりともない訳ですから、これは神武天皇以来、それは脈々と続いてきた歴史に終止符を打つことになります。

この時点で「万世一系の天皇」は断ち切られ、その権威は転がり落ちてしまいます。アメリカ大統領も「最高儀礼のホワイトタイ」で迎える事もなくなるでしょう。勿論、天皇の威力はバッサリと削ぎ落とされます。

そう簡単に、2700年も続いてきた歴史と文化を我々の世代が一瞬でなくしてしまっていいのでしょうか。勿論、よくありませんよね。

そして、万が一にも愛子様が朝鮮人と結婚すれば、日本の皇室は朝鮮に乗っ取られます。その後「やっぱり天皇は男系がいいニダ」となれば、天皇は朝鮮人。天皇は日本国の象徴であるから「朝鮮人は日本国の象徴」になってしまう訳で、もうこれで皇室はなくなります。

ですから、このような事を知らずに「男女平等だから、いいんじゃないの」や「ダメだったら、元に戻せば」と叫ぶ日本人は、考えがあまりにも「山本太郎レベル(浅はか)」なので、もう少し考えていただきたいと思います。

日本人のような顔をした「日本人擬き」は、この様なことを承知の上での「女系天皇」容認派ですので注意しなくてはなりません。

でも、この「女系天皇」の危機は2006年9月6日に脱しました。この日に天子が舞い降りたのです。そうです、秋篠宮家の悠仁親王(ひさひとしんのう)殿下のご誕生です。🙌

天皇陛下の権威_e0353219_21351697.jpg

そして、2012年12月の安倍内閣の誕生で、尚も、くすぶっていた「女系天皇」の議論を断ち切りました。

どうやら、神界は見るに見兼ねて、呑気な日本の現実界に少しだけ干渉してくれているようです。天照大御神(あまてらすおほみかみ)に感謝。🙏

姉の「眞子内親王と佳子内親王」と将来の天皇「悠仁親王」です。

天皇陛下の権威_e0353219_21351611.jpg

政府の有識者会議ヒアリングで色々な意見がありました。帝京大特任教授の今谷明氏の「女性宮家」創設賛成には同調できませんが、今回の譲位に関する意見には賛成ですね。
【天皇陛下譲位】皇室制度を考える 「内閣が陛下おいさめを」 今谷明・帝京大特任教授

一番いいのは何もしないことだと思っている。法令も改正しないし、摂政も置かない。このままでいく。そして、天皇陛下の公務は減らす。それで切り抜けられれば、それが一番だ。次善の策として摂政を置く。最悪の手段が譲位だ。

 譲位をする場合も、皇室典範の全面改正と、一代限りの譲位を法制化するのと、2つある。一番問題なのは(譲位をめぐる政府の対応が)政治問題化していることだ。与野党の意見が対立し、国民世論が真っ二つに割れている。

 こういう事態は明治以降、いくつかあった。南北朝正閏(せいじゅん)問題、天皇機関説問題、国体明徴(めいちょう)運動、あるいは統帥権干犯問題。天皇に関して世論が割れ、国論が割れ、軍部が一方に乗っかったり、野党が政治の足を引っ張ったりと、みんな良くないことにつながった。結局、先の大戦での破滅になっていった。

 天皇の問題に関して国論が割れている場合、一方の意見で突破すれば、将来に禍根を残す。だから、このように政治問題化している以上、(譲位は)望ましくない。内閣が天皇陛下に「政治問題化している以上、難しいです」とおいさめ申すべきだ。

 国論が一致し、与野党が一致すれば、譲位といえども私は認める。しかし、今のように国論が割れている以上、天皇陛下のご切望といえども、内閣は軽々に実行すべきではない。

 (公務負担の軽減は)天皇陛下ご在位のまま、2人の皇子がおられるわけだから、公務をほとんどお譲りになった方がいい。天皇陛下の被災地訪問や戦没者慰霊は大変ありがたいが、お言葉だけで十分だ。公務を減らそうと思えば、いくらでも減らせる。

 仮に譲位をすれば、天皇陛下は太上天皇になられるのだろう。そうなると、天皇の権威が太上天皇に移っていく可能性がある。それは国民がどちらを気にするかということ。そうなると権威の分裂が起きる。権威の分裂は平安時代以来、政争のもとになってきた。

 天皇は時間、空間の抽象的支配者で、時間の支配は元号の制定、空間の支配は国郡の制定。これは天皇が決めてきた。天皇は「君臨すれども統治せず」が平安時代からの伝統で、摂政、関白、幕府など、執政に対する正当性の根拠になってきた。そういう歴史と伝統を踏まえて、象徴という言葉を理解しないといけない。

 しかし、それが明治以後、天皇が統治権にも関わるようになった。統治権を総攬(そうらん)する、と。歴史的にみるとこの方が異例で、平安以降の長い歴史の中で天皇自ら政治を行ったのは後醍醐天皇のときぐらい。しかし、これはうまくいかず3年半でつぶれた。天皇はもともと権威がある存在だから、その天皇が政治をやるとなると、汚れ役を引き受けることになる。権威がある方は上に押しいただいて、政治は下の者がやる方がうまくいく。だから、「君臨すれども統治せず」が長い1200年の伝統になっている。(大橋拓史)

いまたに・あきら 帝京大特任教授。専門は日本中世史。昭和17年生まれ。京大経済学部卒、同大大学院修士課程修了。野田佳彦政権での「女性宮家」創設に向けた有識者ヒアリングにも招かれ、創設に賛成する意見を述べた。著書に「象徴天皇の源流」「戦国期の室町幕府」など。
これからも皇室の伝統の破壊、万世一系の天皇の崩壊を企む輩には注意が必要ですね。特に、親中親韓で日の丸が大嫌いな公共放送のNHKに注意。

by monomoman | 2016-12-23 06:55 | 伝統/文化