カテゴリ:├ 工房より( 3 )

頼りになる人たち

e0353219_21350523.jpg

昨年8月にデルタの自動鉋盤(100v輸入品)が壊れてしまいました。原因は鉋刃を上下させるロッドのネジ部におそらく金属らしき物が噛んでしまい、ネジがバカになったようです。自動鉋盤は木工作業において基本の機械なので、これが使えないとノックアウトです。
まずは中古木工機械の購入や刃物の研磨でお世話になっている[丸進機工社]に電話して相談しますと、翌日には当工房に来ていただけました。本当に頼りになります。

mono momanで活躍している木工機械は中古も新品も全部、(株)丸進機工社で購入しました。何故? それは担当のmさんが信頼できる人だからです。「中古木工機械の職人さん」という感じで、常に相手の立場になって対応してくれます。もし、これから独立される木工家で中古木工機械にお悩みであれば、一度、相談されてみてはいかがでしょうか。

話を戻します。まずは、mさんに、この際100vではなく動力の「幅400?自動昇降のデジタルメモリ付き」の中古品を探してほしいと頼みました。でも、条件を付けちゃうと何時見つかるか?なのです。この機械がないと仕事が進まないので、同時に100vの新品の購入も検討に入ります。100vであれば、注文すれば2~3日で手元に届くからです。(マキタだと、お値段も中古動力の1/4ぐらい)

ここで、[木工房 ピヨモコ]さんがマキタの100vを使っていたことを思い出して、早速、この機械の評価を聞いてみようと電話すると、貸してくれるというのです。私の周りには頼りになる方がいっぱいいます。

ピヨモコのhさんは、私が中古木工機械の選定に悩んでいた時期に、丸進機工社を紹介してくれた方で、いろいろとお世話になっています。
温厚で誠実、曲がったことが嫌いな一本気な性格ですから、おのずと丁寧な作りをされる方で、子供用品を中心に活動しています。大きなテーブル類も得意ですよ。

また、話が中断しました。もとに戻ります。約8ヶ月間もの長い間借りて使ってみた感想は(デルタとの比較)

*鼻落ち(材料の前後に段差ができる事)がちょっと大きい

*送りスピードが速いためか逆目のむしれが大きい(裏刃が無いから)

*集塵が良くない(フードが90°に曲がっているため)

*刃を上下させるハンドルの遊びが少ないのは好感がもてる

*送りローラーの耐久性が良さそう

*国産なので大部分が修理可能

そして、この時点で条件の合った中古木工機械が見つからない。条件を変えればあるのだが、お値段が高くなる。

結局、写真でお判りの通り、マキタの100v自動カンナ盤が4月22日に我工房に届いたのでした。

mono momanの工房は狭いし、小物品を中心に創作活動しているし、他にも揃えたい機械があるので、これで良いだろうと自身に言い聞かせての結論でした。

ここまで書いてきて、ふと思ったのは、いつの間にか、「私の周りは気の良い人ばかりで、お店に来られるお客様も感じの良い人ばかり」になっているようです。

本日の一曲

「Andy Williams 」と「 Peter, Paul and Mary 」の 「Don't Think Twice,It's All Right 」(くよくよするなよ)をお楽しみ下さいませ。


[PR]
by monomoman | 2013-04-24 04:57 | ├ 工房より | Comments(0)

新工房名mono moman

記事のタイトル[旧工房名mono craft]からの続きです。
写真は新屋号mono momanのメイン看板です。

e0353219_21350393.jpg

新しい工房名を考えるにあたって、方針を二つ決めることにしました。
旧工房名の名残をとどめる。すなわち mono craft の「mono」か「craft」のどちらかを使った名称にする。
かつ、自分の木工に対する思いやこだわりを入れる。ホームページの作成期限も決まっているし、これは本当に悩みました。

もう、かなり忘れてしまったけれど
 mono hands、kuriyama craft、北のcraft、momo craft・・・
どれもなんだか、全てちんけな名称でこだわりなんて全くなし。

そこで、日本語・英語ではなく、北海道の大自然を大切にし生きてきたアイヌ民族の言葉で検討することにして、早速ネット検索を開始。
アイヌ語は文字を持たない言葉だったのですネ。道産子なのにはずかしい、初めて知った次第です。

クラフトと発音するアイヌ語はありませんでしたが、「モノ」と発音するアイヌ語があって、「静寂、静か」を意味します。
いい感じです!!!静寂からは森林を連想させるし、控えめで意志の強さを持った言葉のように思えます。

「モノ」に続く言葉をかなり探して見つけたのが「モマン=流れ」です。

mono moman モノモマン(静寂なる流れ)

ネット検索しても同じものは全くなし。発音もし易いし、響きも良く、字数も手ごろ。これで決定!!!

HPのキャッチフレーズは「静かな森林で育った貴重な木はモノモマンで家具となり、時の流れと共に生き続けます」ですが、

心の中のキャッチフレーズは「他人に何と思われようとも何と言われようとも川の流れのようにぶれず心静かに自分自身の目指す物作りをします」です。

お蔭様でお客様から「ネーミングもすごくいい」と言われる事、多々。非常に満足しています。苦労の甲斐があったかな?メデタシめでたし・・・でした。

本日の一曲

懐かしの「You are my destiny/Paul Anka」をお聴き下さいませ。この歌は日本の歌謡曲に聞えます。(私だけかな?)


[PR]
by monomoman | 2013-02-15 21:29 | ├ 工房より | Comments(0)

旧工房名mono craft

e0353219_21350374.jpg

写真は開店当時(2010年10月)のmono craftのメイン看板です。

mono momanの一回目のブロブに何故mono craftが出てくるの?

実は木工家として独立したのが2008年のことで、工房名をmono craftに命名。そして、2010年10月に、めでたく開店することができました。

しかし、その一年後に(2011年10月)ホームページの作成に取りかかった時のことです。独立当時は、同一工房名はネット検索でなかったのですが、3年も経っているので確認のため「モノクラフト」で検索。

「あっと、驚く為五郎」です。1ページ目で「モノクラフト」を発見、心が動揺します。クリックすると、もっとビックリ、同業種でした。何と一字違いの「mono kraft」さんでした。

どうしたら良いものか?
このまま、mono craftの屋号でホームページを作っていいのだろうか。お客さんが迷っちゃうかな。「mono kraft」さんにも迷惑をかけるかな。いろいろなことが頭の中を駆け巡っていました。

屋号を変えた場合の影響

 1...焼印の再製作。約1万円の出費・・・これは痛い

 2...大小4個の看板の書き直し

 3...名刺の作り変え

 4...知人に屋号変更の説明・・・いちいち面倒だ
 その他、色々

知り合いの木工家は「工房名は木工家の思いや、こだわりがあるだろうから、安易に変えるべきじゃない」と助言してくれるのですが、この助言は私の胸を少々痛めました。

何故なら工房名mono craftは独立に向けて工房名を決める期限が迫ってきて、まあいいかぐらいの感覚で決め、「思いや、こだわり」が無いのです。

いろいろ考えたあげく、mono craftにはそれほどのこだわりは無いというのも手伝って、思い切って屋号を変更することを決心したのでした。

次回に、つづく。

本日の一曲

懐かしの「congratulations/ cliff richard」をお聴き下さいませ。


[PR]
by monomoman | 2013-02-02 13:58 | ├ 工房より | Comments(0)