<   2015年 12月 ( 5 )   > この月の画像一覧

旭川高専時代/ジェットストリームで眠りにつく

e0353219_19152236.jpg

北海道の市立深川中学校を卒業して旭川高専の寄宿舎に入ったのが、もう少しで半世紀前のこととなります。

携帯やスマートフォンのような、とんでもなく便利な道具の登場を、想像すら出来ない時代です。勿論、CDも無し。

カセットテープが音楽用として世に出てきたのが1970年代でありますから、それも無し。音楽の録音はオープンリールテープでしたが、高嶺の花。

レコード(400円)を買うお金もない貧乏学生ですから、もっぱら音楽鑑賞はラジオ📻です。

そのラジオ番組で一番のお楽しみがベッドの中でイヤホーンを通して聴く、1967年にスタートした東京FMの「ジェットストリーム」でした。

なんでイヤホーンかというと、12人室なので眠っている人への配慮です。プライバシーとは無縁の部屋でしたね。でも、めちゃくちゃ楽しかったですよ。

ちょっと、脱線して旭川高専時代の寄宿舎の部屋について。

2年生は新入生を指導する意味合いから1年生と同じ部屋で、4人部屋と8人部屋と12人部屋の3タイプありました。
私が1年生の時は12人部屋でしたが、お隣はドアを隔てて8人部屋、そのドアは開けっ放しだったので実際は20人部屋みたいなものです。とにかく、賑やかでした。

3年生になると、全員が4人部屋。4年生で2人部屋となりタバコ臭くなってきます。最終の5年生になって、やっとプライバシーが確保されますが、甘い香りを放っていた部屋は私の知る限りありませんでした。

この5年間は、本当に楽しくて面白かったですね。5年間も同じ釜の飯を食った仲間ですので、2年毎の同窓会が一番の楽しみでもあります。ほとんどの同級生は私と同じく同窓会を楽しみにしているようで、四国から北海道に来る奴もいます。

話しを元に戻します。この番組から流れる美しいストリングスメロディー以上に印象に残っているのが「城達也」さんの名ナレーションです。

その時のオープニング・ナレーション

太陽が沈んでからもう、ずいぶん時が流れました。

昼間の雑音と埃に汚された時間はすっかり宇宙の果てしない暗黒の中へ吐き出され、今 私たちのまわりを音もなく流れている時間は高度1万メートルの空気のようにフレッシュです。

地球の自転によって成層圏に起こる壮大な大気の流れ、ジェットストリーム。

その神秘な永久運動さえこの純粋な時間の流れの中では、夜の潮騒のように私たちの身近に迫ってまいります。

この3年後に、現在のオープニング・ナレーションに変更されます。

現在のオープニング・ナレーション

遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休める時、遥か雲海の上を音もなく流れ去る気流は、たゆみない宇宙の営みを告げています。

満点の星をいただく果てしない光の海を、豊かに流れゆく風に 心を開けば、煌く星座の物語も聞こえてくる、夜の静寂の、なんと饒舌なことでしょうか。

光と影の境に消えていったはるかな地平線も瞼に浮かんでまいります。

これからのひと時。
日本航空が、あなたにお送りする音楽の定期便、「ジェットストリーム」。
皆様の、夜間飛行のお供を致しますパイロットは、わたくし、城達也です。

このジェットの離陸音と共に聞こえてくるナレーションは、「深々とした夜の闇」と「夜の静寂」とは無縁の大部屋だったので、なおさら心に残るナレーションでした。

ついでに、エンディング・ナレーションです。

エンディング・ナレーション

夜間飛行の、ジェット機の翼に点滅するランプは、遠ざかるにつれ、次第に星のまたたきと区別がつかなくなります。

お送りしておりますこの音楽が、美しくあなたの夢に溶け込んでいきますように。

日本航空がお送りした音楽の定期便、「ジェットストリーム」。

夜間飛行のお供をいたしましたパイロットは、わたくし、城達也でした。

エンディング・ナレーションの時は、大体は高いびきだったので、微かにも記憶にありません。

尚、城達也さんは1995年に他界され、現在は5代目の大沢たかおさんが引き継いでいます。

それでは、皆さん、良いお年をお迎え下さいませ。

本日の一曲

今年、最後の一曲は、「ジェットストリーム(夜間飛行)城達也」です。


by monomoman | 2015-12-29 07:09 | ├旭川高専時代 | Comments(0)

欧米主義から新日本主義へ

e0353219_17403944.jpg

本日は天皇誕生日。今の日本の繁栄と平和の根幹は、天皇の存在と家族制度にあるのではと思っているのですが、その根幹を揺るがしかねない問題が師走にありました。

民法で定めた「夫婦別姓を認めない」は憲法に反するにか否か。最高裁大法廷の判断は非常に興味(不安)があったので、いつもは聞き流す程度のNHKニュースをしっかり見ていました。
まずは、「規定(夫婦同姓)は合憲」とする初めての判断だったので一安心。

今回の裁判結果報道を見たり聞いたりしていて気になったことが二つあります。

一つ目は、いまだに欧米を進歩的と思い込んでいる。

可哀想というか時代遅れというか、そういう類いの議論をする人がいまだに少なくないのですね。少々驚きです。

「ヨーロッパは別姓が多いのに日本は遅れている」と言う人が多いですが、こう言う人達は「ヨーロッパは擬装難民が多いのに日本は遅れている」とでも言うでしょうか。

ヨーロッパの人達は移民政策で取り返しのつかない大失敗をして、難民対応に対しては「日本を見習え」との声が圧倒的に多いのですよ。今の時代、サヨちゃん好みの地球市民(移民歓迎)は世界的にも時代遅れです。治安が悪化するだけ。
世界の時代の流れは、欧米の理念主義と日本の主知主義を合体したような新日本主義(私の造語)へ移行しつつあります。

話はちょっと脱線しますが、日本列島の近くには歴史捏造主義で政権を運営している国家があります。誠に面倒くさいのですが、嘘つきには知らんぷりするのを止めてその都度、反論しなくてはいけません。

話は元に戻ります。家族や夫婦の絆が失われる(日本の家族制度の崩壊)きっかけとなるような重要な問題ですので、欧米の理念主義は参考程度にしておいて「よそはよそ、うちはうち」。すなわち独自の新日本主義で議論すべき問題かと思うのです。

「判決は時代に即していない。姓が違ってもお互い愛情があれば問題ない」と主張する10代の女子学生には、側にいる大人が「そういう問題ではない」ことを諭さなくてはと感じます。でも、難しそう。

二つ目は、3人の女性裁判官が「全員違憲と判断」したこと。

最高裁大法廷の夫婦同姓「合憲」の初判断をどう思う?かの質問に、納得できると回答が概ね70%ぐらいです。

庶民がこの問題を大局的に考えているのに対し、たまたまなのか?3人の女性裁判官は「木を見て森を見ず」。女性の活躍を期待していますが、急いで無理に女性を登用してはいけませんね。

左派メディアは「3人の女性裁判官はいずれも違憲と判断」と強調していますが、何を言いたいのか?「判決が問題なのか」それとも「3人の女性裁判官の偏り思想が問題なのか」。どっちなのでしょう。

e0353219_17423787.jpg

ついでに、15人の裁判官の判断から感じたことは、弁護士出身の裁判官は思想が偏って危険なような気がします。日本弁護士連合会(日弁連)が反日思想団体ですから当然といえば当然ですけどね。

最後に個人的意見を一言。

夫婦別姓を認めると、親子別姓と兄弟別姓も発生します。

旦那が鈴木一郎
ヨメが山田梅子
長男が山田太郎
長女が鈴木花子

旦那とヨメの名字が違う。旦那と長男の名字が違う。ヨメと長女の名字が違う。長男と長女の名字が違う。これじゃ、何が何だかわからなくて、これだけで「今のままで、いいじゃん」です。

夫婦別姓を推進したい別姓派の主要団体は民主党・社民党・共産党・公明党・NHK・TBS・朝日・毎日・日本のマスコミ・弁護士会などでしょうかね。

「世界に合わせて」という別姓派は、テロ事前対策の共謀罪創設とスパイ防止法案に「世界に合わせて」とは叫ばないどころか大反対。その心は日本をぐちゃぐちゃにしたいのでしょう。

サヨちゃんはしつこいので、サヨサヨ裁判官の出現に期待して「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」作戦を展開するでしょう。そうであれば夫婦同姓派は憲法改正で先制反撃すべきです。

戦後、米国は日本の伝統的家族制度を破壊する目的で日本国憲法に憲法第24条を加えました。

現在の憲法第24条
「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。」

自民改憲草案の第24条
「家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。家族は、互いに助け合わなければならない。」

一見、同じような条文ですが違います。現在の憲法の上位に位置づけられる自民改憲草案が憲法の条文にふさわしいかと思います。現在の憲法第24条は民法レベルです。

要は、国の最小の根幹を成す日本の伝統的家族制度の復活を取り戻すということでして、50年はかかるでしょう。その、きっかけを憲法に織り込むのです。

麗澤大の八木秀次教授(憲法学)のコメントです。
「極めて妥当な判決だ。最も評価したいのは、家族を『社会の自然かつ基礎的な集団単位』と位置付け、家族共同体重視の姿勢を強調した点。『夫婦別姓は国会で論じられるべきだ』とした点も評価できる」と話した。

元最高裁判事の泉徳治弁護士のコメントです。
「夫婦別姓訴訟は、人権のグローバルスタンダードから遠い判決となった。選択的夫婦別姓制度の採用は世界の潮流であり、日本だけが遅れるわけにはいかない」と話した。

この重要な判決を、内容で評価する八木秀次教授(憲法学)と一時の流行りで評価する泉徳治弁護士でした。

最高裁判事まで登りつめた方ですので大変、頭のいい方なのでしょう。でも、使いこなせていないようです。こういうのを「宝の持ち腐れ」と言います。

本日の一曲

「Winter Wonderland / Selena Gomez」です。


by monomoman | 2015-12-23 07:34 | 日々雑感 | Comments(0)

木の卓上カレンダーケースの販売再開のお知らせ

e0353219_06541047.jpg

品切れになっていました”木の卓上カレンダーケース”を再製作して販売を再開しました。

e0353219_06551709.jpg

今回はかねてよりご要望がありました回転タイプ(新作)の”木の卓上カレンダー立て”も同時製作でした。

e0353219_06561667.jpg

本日は、PRを兼ねて”木の卓上カレンダーケース”の使い方を説明します。といっても、難しいことではありません。

通常は、前面にアクリル板、後面に自作カレンダー(13枚入ります)を入れます。

e0353219_06565561.jpg

自作カレンダーに書き込みを入れたい場合は後面にアクリル板を入れます。

e0353219_06573018.jpg

写真やポストカードを1枚だけ入れたい場合は、付属のシナベニヤとアクリル板で挟みます。

e0353219_06580045.jpg

”木の卓上カレンダーケース”でもあり、写真やポストカードを13枚保管できる”フォトスタンド”でもあります。

どうぞ、ご検討下さいませ。

本日の一曲

「Santa Claus is Coming to Town / Bill Evans」です。


by monomoman | 2015-12-19 07:12 | ├ 卓上カレンダー | Comments(0)

木の卓上カレンダー立てのご案内

e0353219_17074797.jpg

2013年12月に特注品の卓上カレンダー立ての注文をいただいて、翌年2014年の9月に特注品とは違う形の「mono momanの自作カレンダー立てを商品化しよう!」と宣言して1年と3ケ月も経ってしまいました。

参考に、その時のブログ記事は以下です。

あ~でもない、こ~でもないと色々考えた末、やっと完成しました。1年と3ケ月もかかったのですけど、結局は従来からある”mono momanの木の卓上カレンダーケース”と同じような形に落ち着きました。

要は、最初にこの形を考えて、1年と3ケ月もかかって納得して商品化したということです。よくある事です。

e0353219_17083547.jpg

回転方式と吊るし方式の二通りの立て方ができます。回転方式の場合は木のピンが不要なので下部に保管できます。

e0353219_17090892.jpg

来年のカレンダーを自作して、新作の”木の卓上カレンダー立て”で飾ってみませんか。どうぞ、ご検討下さいませ。

本日の一曲

「ニール・セダカ / カレンダー・ガール」です。


by monomoman | 2015-12-13 17:45 | ├ 卓上カレンダー | Comments(0)

思い出と想い出から感じる日本語

e0353219_07055209.jpg

ブログ記事を書いていると、「おもいで」と言う言葉をよく使います。おそらくは、私がそれなり年を食っているせいかもしれませんね。

そうすると、「思い出」と「想い出」の二つの漢字のどちらを使おうかと、迷う事が時たまあるので調べてみました。

以下は、NHKの「トクする日本語」から。

(転載文)
「思」の漢字は、もともと「恖」と書きます。「囟」に「心」が合わさった漢字で、「囟」は頭。「心」は心臓をあらわしています。「思う」という働きが【頭と心臓を中心にして行われる】ということで、考えることだけでなく判断などにも使え「どうしようかと思う」「暑いと思う」「将来を思う」など、広く一般的に使えるのですね。

一方「想」は、「相」と「心」が合わさった漢字。「相」は、「木」と「目」からなり、向こうにある木を対象として見ることを示しているので、「想う」は【ある対象に向かって心で考える】ことです。「想い人」「彼女を想う」「幼少の頃を想う」など、対象が具体的に浮かんでくる場合に「想」を使うことが多いのではないでしょうか。そうした違いが、「思い出」「想い出」にも表れてくるのかもしれませんね。

「おもう」は他にもあって、
▽忘れないで思うは「憶う」▽懐かしく思い出すは「懐う」▽心を注いで考える意味では「惟う」▽深くかみしめて思うのは「念う」

本当に、日本語は面白くて、凄いと思います。😲

英語は26文字だけ(便利な「助詞」は無し)で全てを表現するが、日本語はこんな感じです。

●濁音と半濁音、促音を入れると、ひらがなは76文字。

●片仮名は「ヴ」も使うから77文字。

●常用漢字は2136字で、4388の音訓(漢字の読み)もあり。

日本語は同じ言葉でも、どの文字種を使うかで微妙に意味を変えられ、文章を書くときの自由度は英語とは比較にならないのです。

表現力の豊かな日本語が「日本の技術の創造性を発展させた」とも言われています。

明治時代の始めや、終戦直後に日本語廃止論が出ていましたが、もしそうなっていたら日本は破滅していたかもしれません。

おそらく数十年後には、英語は単純な記号的な使い方になって、日本語が国際人の必須言語になると思いますよ。はずれたら🙇

関連記事:日本人続々ノーベル賞受賞のワケ 『英語化は愚民化』異例の大ヒット

本日の一曲

「思い出のグリーングラス/トム・ジョーンズ」です。

この歌は歌詞を知っていると知らなとでは、感じ方がまるで違います(特に語りのところ)。日本のフォークシンガーもたくさんの方が歌っていますが、私はトム・ジョーンズが好きです。



by monomoman | 2015-12-12 07:22 | 伝統/文化 | Comments(0)